MYJourney

ブログ

サンプル HTML ページ

【Amy】公認会計士の資格を諦め「挫折」の先に見えた道

皆さんはやりたいこと、やりとげたいことってありますか?夢や目標を追い続けて、今を全力で生きていますか?この答えがない人はぜひ最後まで読んでもらえたらなあと思います。 

 

私は、高校時代まったく勉強をせず、大学の進路が思ってもいない方向に進みました。同時に、夢と目標を見失いました。「入試に落ちた」という人生初めての挫折で、周りからバカにされているという被害妄想もここから始まりました。勉強という努力をしなかった自分を呪い「大学生活は勉強に明け暮れよう」、「新しい道で全力で頑張ろう」と決めました。

私は「公認会計士」を目指し、専門学校と大学のWスクールを始めました。大学受験に失敗した「文系」によくあるパターンだと思います。そういう方がこれを読んでくれることを願って、ありのままを伝えようと思います。

 

大学の講義にはほとんど出ず、朝から晩まで専門学校にこもる日々が1年と半年続きました。周りはバイトやサークルや飲み会で遊んでいる中、自分は未来への投資をしているんだ、と言い聞かせて毎日12時間以上は勉強してました。行きたい大学に行こうとしている浪人生の勉強量に絶対負けるもんかと思っていました。

ただ、心から望んでいないことを本気で全力でやっていると、人間だんだんおかしくなっていくんですよ。

元々鬱っぽかったのもあって、体も心も疲れてしまいました。気づくと泣いていたり。誰とも話したくないし、世界から自分の存在を消したいと考えるようになりました。こんな人生になるなんて思ってなかったなあ、消えたいなあ、死にたいなあ、心の中の鉛がどんどん私を深く暗いところへ沈めていく感覚は、朝起きてから寝付けるまでずっと私を苦しめていました。

いま以上沈まないように、少しでも光にたどりつけるように、私はひたすら勉強をする。でも、それが何より自分を苦しめていることにも、心のどこかで気づき始めていました。体のいたるところに不調が出て、精神だけでなく、体調もキツくなりました。暴食したり、吐いてしまったり。「これはやめろって神様がいってるんだ・・」とそう思った瞬間、「私、専門学校やめたいんだ・・」と自覚しました。

しかし、私は「一度決めたことはやり遂げる」ことをモットーに生きてきたので、自分がやりたいと言って始めた専門学校をドロップアウトするなんて、死んだほうがまし、もう自分は負け犬だ、一生負け犬なんだ、、、と自分をさらに追い詰めていきました。

公認会計士になることを目標に頑張ってきたこの時間、お金はなんだったんだ。勉強をやめたら、公認会計士になるという目標を失って、もっとダメ人間になってしまうじゃないか・・・親にも迷惑をかけて、まわりからもまたバカにされる、もう死んでしまいたい・・と何度も思いました。

限界でした。「専門学校やめようか悩んでいます・・」専門学校の事務員の方に、勇気をふりしぼって相談しました。

そして後日、事務員さんに専門学校の倉庫に呼び出されました。私の専門学校の担任の先生も事務員さんがよんでくれて、事前に私が専門学校やめたいと思っている事情も説明してくれていたみたいで。専門学校もビジネスだから、続けるよう説得されるんだろうな・・と思った私だったのですが、でもここで、担任の先生から言われたことで、世界が開けます。 

 

「いま 君の見ている世界は、本当に狭い」

「新しい世界に行って、新しい人と出会って、新しいことに挑戦しなさい」

「本当に本当にやりたいことを見つけなさい」

「やりたいことがないなら、まず海外に行きなさい」 

「君が心からやりたいと思うことをやってほしい。君にできないことは絶対にない」

「僕が、会計士になって幸せになれたかというとそうではない。人生やり直せるなら、違う道を選ぶよ」

「すべての物事は起こるべくして、君に起こっている。ここでの勉強は決して無駄にはならない。その辛い感覚があるから、今新しい世界への扉を開けるようになったんじゃないか」

「今、僕が何を言っているか、わからなくても大丈夫。前に進みなさい」

 

先生、事務員さん本当にありがとう。この言葉で、私は今ここにいます。

先生方の言葉通り「海外に行かなくては!」と思った私は、ソッコーで大学の中国研修プログラムに応募。また、フィリピン孤児院ボランティアの申し込みをしました。

 

大学の中国研修プログラムでは、社会復帰だと思って一緒に参加する学生をまとめるリーダーを引き受け、自分の大学への帰属意識を感じたり、フィリピン孤児院ボランティアでは、日本中から集まったリア充大学生と一緒にバカやったり、真剣に国際協力とは何なのか語ったり、どれも今でも鮮明に思い出せる強いインパクトを持った思い出となりました。

そして何より衝撃的だったのが、中国とフィリピンで出会った同世代の若者の熱意でした。どの子も自分の自国に対して「誇り」とそして「焦り」を持っている。若者一人一人が国をよりよくしていこうと真剣に考えて、そのためのアクションを起こしている。

 

比べて日本はどうなんでしょうか?夢を持っている人いますか?日本の未来を真剣に考えている人ってどれだけいるんでしょうか?私は自分自身すら見失っている状態で夢もなければ、日本の政治も経済のこともなんにも知らないクソガキであることを認識させられました。そしてもう一つ、中国の学生も、フィリピンのこどもたちも、当然のように英語をスラスラ話してくる。かえって私は、テキトーな英語と愛想笑いのコミュニケーション。

 

ああ、このままでは日本やばいなあ」って思ったんです。日本人であることに誇りをもって生きていたけど、私は日本に何も貢献していない。世界で日本が認められているのは、先代の日本人ひとりひとりのおかげであることを実感させられたんです。私は、ただ日本に生まれ、先代からの恩恵を受け、不自由なく暮らしてこれた、ただめちゃくちゃラッキーだっただけなんだと。

 

発展途上といわれる国に育った同世代の若者はここまでに強い意志を持っているのに、私は人生に迷って一体何してるんだろう、、って焦りを覚えました。でもこれ、私だけの問題じゃないなって思ったんです。私は、日本人若者の特異な例じゃない。私のこのレベルがきっと日本の若者のスタンダードだろうと。

 

今後の日本を背負っているのは、ぬるま湯につかって生きている私たち若者である。それを肌で感じたとき、本当に怖くなりました。私頑張んなきゃって。でも私だけじゃなくって、みんなももっとしっかりしないと、日本は変わらないってそう思ったんです。

だから、他の若者にも今盛り上がっているアジアの新興国に行ってほしい。私が受けた衝撃をみんなにもくらってもらいたい。そしてそこでの気づきから一人一人が、それぞれのアクションを起こすだろうと。日本が世界で戦っていくための、個々の英語力を、海外で生き抜く術を、日本の若者につけてほしいと、真剣に思っています。

 

これが、今も私を支える「原動力」です。これを持って活動していくことをひとつのルールとしています。

 

 

夢や目標、ありますか?

 

夢や目標がある皆さん、それは本当にあなたの望むものですか?

 

夢や目標を実現するための努力が1ミリも楽しくなく、ただ苦しいだけならやめましょう。その時間と努力を、もっと楽しい夢と目標につかうんです。「一度きめた物事を最後までやる」という美徳は好きだし、それをモットーに私自身がこれまでの半分の人生を生きてきたから、否定しません。でも「三日坊主」もいいんですよ。いろんなことに挑戦して、自分の視野を広げる。その中から「最高だこれ!」というものを全力でやってみたらいいじゃないですか。

 

「夢と目標を自分で設定する力」そして、ポジティブな「やめる勇気」を持ってみませんか?

 

 

〜私が今やってること〜

MYGOAL マイゴール

《世界で活躍される日本人インタビュー》人生に迷った・・・進路選択に悩む・・・やりたいことがない・・・そんな人生の迷子さんに、夢を見つける「きっかけ」をお届けします!ポジティブに人生の迷子を楽しむためのサイト!! 

ぜひ!みてください〜!!!!

f:id:dreamp:20160624034257j:plain