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【Amy】私がインタビューを始めたわけ。

 まずはみなさんに質問です。

「大きくなったら何になりたいですか?「あなたの夢はなんですか?」

こどものころ、ひっきりなしに浴びてきたこの質問。みなさんは何とこたえてきましたか?そして今は何とこたえますか? 

こどもたちの夢

1年前、カンボジアに住んでいたときのことです(今もカンボジアです。戻ってきました)。多くのボランティアさんがNGOのスクールに通う小中学生くらいのこどもたちに「大きくなったら何になりたいですか?」とまさに上の質問をするんです。

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こどもたちのこたえは「医者」「軍隊」「先生」「ガイド」「ドライバー」。どこの学校に行って聞いても、大抵この5つ。他のこたえって全然出てこないんですね。 

また「医者」と答えると「へー!すごいねえ!」とボランティアがよいリアクションをするため、他の子も「私も医者だよおお!!」と言い始めます。

反対に軍隊」と答えると「むむっ?」とボランティアの顔が曇るのを感じ取って、「やっぱり先生」だなんて回答を変えたりします。 

私が感じ取ったこと2つ

質問に答えるカンボジアの子どもたちを見て、2つの問題を私は感じました。 

1、自分が知っている「進路」の数が少ない問題

「医者」「軍隊」「先生」「ガイド」「ドライバー」以外の仕事や職業をみんな知らないからこたえられない。

2、自分の「進路」が、他人の価値観・意見に影響されている問題

医者はよくて、軍隊はダメなの・・?

カンボジアは規模が小さいから問題の全体像がつかみやすかったけれど、きっと日本でおこっていることもさして変わらないだろうなあ・・と思います。この2つの問題は、国・貧富の差・文化の違い関係なしに存在しているはずです。

自分の道を選択するとき

私が今まで生きていた23年間。思うに2回大きな進路選択がありました。

1つめ大学受験。2つめ就職活動。

 どちらも人生を大きく左右する選択を迫られます。(正直なことを言うと、そんなに人生左右されないことがわかってきたんですが、ここでは保留にしておきます。)

特に大学受験は、2つめの進路選択である「就職活動」にもつながってくるので重要ですよね。だから高校の3年間は、自分の未来を真剣に考える期間であるべきなんじゃないか・・?と思うのです。

でも自分の高校生活を振り返ってみると・・真面目に勉強していなかったし、自分の未来についても全く考えていなかったしで、毎日の部活と文化祭などの楽しい学内イベントのことしか考えてなかったんですよね(笑)

そんなアホで世間知らずの高校生だったわけなんですが・・高校を卒業して6年が経った今でも、毎日忙しく数学古典英語地理世界史日本史・・と授業のコマがうまり、この勉強がどう自分の将来に影響していくのか、はっきりとした説明もないまま、詰め込み勉強する日本の高校生が、部活に恋愛に忙しい日本の高校生が、たった18年しか生きていないのに「自分の力」で「自分の夢・キャリア」を創造していくのは無理なんじゃないの・・?って思うんです。

また「早稲田慶応受かったら、どの学部でもいい」てきな、学歴重視の考えが存在しているので、やりたいことって軽視されているんですよね。もはや進路選択は、文系か理系かくらいの線引きしかないんじゃないでしょうか?(私は文理両方受けたんですけどねw)

学部は大学に入るしくみにしたほうがいいと思うんです。

「自分が何をやりたいかがわからないから、東大に行く。東大は進振りがあるからね。進振りまでにいろんな分野を勉強して、進む道を決めるよ。」と言っていた秀才がいました。それが東大の志望理由ってすげえなあと思ったんですが、これが正解だと思います。学部は大学に入ってから決めるしくみにしたほうが、みんな幸せだと思うんですけど・・なんでこういう大学って少ないんでしょうか?東大と北大くらいかな・・?これは私の手では変えられないので、ここで自分の意見を発信するだけとして。

実際に高校生と接してみて

高校生が「自分の力」で「自分の夢・キャリア」を創造していくのは無理なんじゃない?とは思っても、せめて真剣に自分の将来を考える時間はつくってほしい、との想いから、カンボジアから帰国した2015年夏、中部地方の文部科学省のスーパーグローバルハイスクールに選ばれた高校の学生を対象とする「グローバルリーダーについて考える」3泊4日の合宿の企画運営をしました。

  1. 各分野で活躍されている多様な方によるお話を聞く「フォーラム」
  2. 日本人大学生・院生と外国人留学生による大学の模擬授業「セミナー」
  3. 合宿で学んだことを学生同士でアウトプットする「ワークショップ」

この3つをメインとし、高校生に「世界の現状」と「自分の将来」とを考えてもらう合宿です。

企画運営、超えぐかったですが、本当に最高の合宿になったんですね!量・質ともに濃く深いインプットとそれをアウトプットする環境下で、合宿1日目は幼く感じた学生たちが4日目には自分の考えを熱く語り合い、次のステップへと飛び立っていく成長を見届けました。

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この合宿で高校生を見ていてわかったのは、なにか「きっかけ」さえあれば、高校生はものすごい勢いで吸収して、成長する一歩を踏み出すということ。

高校生だから、と軽く見てはいけませんでした。

「柔軟な思考・発想」と「人の意見を聞く純粋さ・素直さ」から、彼らの考える力は大人よりもずっと優れているところがありました。

そんな可能性に満ち溢れた学生を見て、日本の学生にこういった自分の将来を考える「きっかけ」を増やしたいと思ったんです。

今私ができること。やりたいこと。

学生が将来を考える「きっかけ」として、この合宿のような機会を日本各地でつくったら絶対いいじゃん!と思ったのですが、あいにく私は私のやりたいことで海外・・。海外から日本の学生に対して、私ができることはなんだろう・・と思った時、考えついたのが「インタビュー」でした。上にあげた2つの問題を意識しながら、

1、自分が知っている「進路」の数が少ない問題

解決策:ならば、先人たちの進路を知ればいい!海外で活躍されている方のキャリアや夢や考え方を「知る」ことで、選択肢がどんどん広がっていくはず!!

2、自分の「進路」が、他人の価値観・意見に影響されている問題

解決策:ならば、いい影響を受ければいい!島国日本のありふれた価値観の影響は、日本にいれば嫌でも受ける。それだけではなくて、外から日本を見ている方たち、また海外のスタンダードを知っている方たちの価値観や意見を「知る」ことでなにか化学反応が起こるはず!!

 

とまあ、こんなかんじで1と2の問題をインタビューを通して解決していきたいと思っています!

 

インタビュー記事を読んだ先のアクションは、読んでくれた人におまかせです。私は、高山グローバルサマーフェスタで会った学生たちの成長を知っているから、記事を読んでくれた学生が、次のステップへとつないでいってくれることを信じてます。

 

また学生、高校生にフォーカスしてしまいましたが、このインタビュー記事、高校生も大学生も社会人も関係なく、学ぶことがたくさんあると思っています!ぜひ、みなさん読んでください!!

 

 

MYGOAL マイゴール インタビュー記事はこちらから見れます〜!

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